石川県では、能登半島地震で5万7000以上の家が壊れました。壊れた家の屋根や壁、家具などが、たくさんのごみになっています。
県は6日、地震で出たごみは約240万tになりそうだと言いました。県で1年に出るごみの約7倍です。珠洲市や輪島市など、被害が大きかった所では普通の年の60倍になりそうです。
ごみは市や町が決めた場所に集めます。そのあと、ごみを焼く施設などに運びます。石川県以外の施設も使う予定です。
石川県の馳知事は「国やほかの県などに手伝ってもらって、2026年3月までに全部のごみを片づけたいと考えています」と話しています。